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    • 2013.11.27 Wednesday
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    ロリータ

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      読んだのは、新訳バージョンではなく大久保康雄の古い訳の方です。
      新訳をしている、訳者は旧訳をわかりにくいと本の解説にておしゃっているみたいですが、確認はしてないです。

      作者のウラジミール ナボコフは、ロシア人であるがフランス〜ドイツそしてアメリカへと渡りアメリカで英語にてこの作品を残している。ロシア人特有(特有と言ってしまっていいかはわからないが)のこんがらがった紐のような心理描写に、ドラマティックな話の筋をのせたような感覚をうける。

      話の筋に関しては、特筆してあげる部分は少ない。
      あげたいのは主人公HHの感情の動き、ロリータへの描写である。その病気ギリギリ(いや、病かもしれない)の幼女に対するフェティシズムをHHが思う時、その心の描写が奇異さを助長させている。実際に手にとってみて確かめてみてほしい、私は男だから特に感じない部分もあるが、女性が読んだ場合気分を害すかもしれない。

      内容については詳しくは書かないが、最後の場面は何かアメリカの作品的な部分が見えてしまい。あまり好きではない。(まあ、ドラマティックすぎる)私は、HHがひとりになった所までで十分だ。話中のロリータ像も、HHの心理によってすかされたイメージの方が強烈なのは(実際にロリータが描かれる部分はかなりドライ)作者の意図であろうがその表現自体が普通ではない。

      ひとつだけドッキとしたのは、話中に
      「これが本になって読まれるのは、おそらく紀元二千年の初頭だろう。」
      と書いてあり、
      「私の恋人よ、長生きしてほしい。」
      と続く場面だ。
      実際、ロリータが生きていれば80前後になる計算だ。
      実話を小説にしているわけではないが、少しだけ現実と話の流れが交差するような気になってしまった。

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